MUALA
Muala
ドロップ:ゴルルグ(29F、都アリーナ)、ゴルダム
生命力吸収:A 4% / S 3% / D 2%
攻撃力:-1~-9
攻撃範囲:6
防御力:EXPベース(最大+8)
技量:討伐数ベース(最大+8)
スペシャルアタック:8秒
スペシャルアタックダメージ:A+40% / S+20% / D+40%
300ダメージを受けると技量が8秒間120%に上昇する
売値:1740
おすすめ周回場所
おそらく書くまでもないが、欲しければ29Fでゴルルグをひたすら狩るのが正解。
ゴルルグは技量999の魔術師タイプの敵、かつ弾の威力も5~6なので、防御も軽減パッシブもほぼ意味をなさないと思っていい。
つまり防御力のことは一切考えず、ひたすら攻撃力と移動速度を積んで瞬殺するのが正解。
弾さえ避ければノーダメージで倒せるので、最悪攻撃さえ通ればどんなキャラでも倒せるのがありがたい。
ただワープと討伐タイミングが重なると、宝箱が回収不能な位置に落ちることもある。
倒すタイミングにはくれぐれも注意。
評価
防御力は5000EXP、技量は500kills毎に+1。
最速29Fというかなりの早期に手に入る、高めの吸収付きのリング。
さらに育ち切ればという前提ではあるが、かなり高い防御力も獲得でき、攻撃力ペナルティも技量で相殺できる。
珍しい技量上昇パッシブも、硬い相手にジリ貧を食らった際にはありがたい。
アップデートで新たに付加された高めの「スペシャルアタックダメージ」も、元が攻撃力とSAのペナルティ付きなので能動的にはなかなか活かしづらいが、戦闘が長引いた際にあって損はないことは確かだ。
筋力ではなく攻撃力に直接作用するペナルティというのも珍しく、最小ダメージへの影響は最小限になっているというのもミソ。
特に筋力を伸ばしづらく、最大ダメージと最小ダメージの差が控えめになりがちなダガーであれば、このペナルティの影響をあまり感じないかもしれない。
単に早期入手できる吸収付きリングという観点だと「ラナンキュラの哀歌」「ハイドラリスク」などがある。
いずれもクラスに関係なく吸収が一律4%なので、アックス以外はこれらのほうが高い。
しかし前者は防御ペナルティのせいでイマイチ扱いづらく、後者は攻撃力ペナルティが-4.5~-9相当なのでやや重め。
ただカンストには経験値は40000、討伐数は4000がそれぞれ必要。
一直線にラスボスを目指してしまえるゲーム勘の良いプレイヤーであれば、カンスト前に登頂してしまえるのが少々寂しいところではある。
逆に50F登頂前後あたりで、特に防御面の悩みから足踏みしているプレイヤーであればこのリングを試してみる価値はある。
登頂前後のお助けリング枠としては、更に長く使える「悲惨主義者」という強力なライバルがあるが、あちらと違ってドロップ先が明確なので、掘る際の気持ちはいくらか楽である。
さすがにこの段階であればドロップ先のゴルルグは格下ボス、サクッと掘ってみてはいかがだろうか?
小ネタ
Q.装備時に最大ダメージ<最小ダメージとなった場合はどうなる?
A.最大ダメージが最小ダメージ未満になることはない。上記のような場合、最大ダメージは最小ダメージと同値まで引き上げられる。
(例:攻撃力5~10の状態でこのリングを装備すると、攻撃力は4~4になる)
MUALAの元ネタはゲームブック「ドルアーガの塔」に登場する大魔法。
単に自身の体力をごっそり持っていかれるだけのデメリット魔法…と思いきや、触媒として三種の神器(レッドクリスタルロッド、聖印、聖冠)を揃えると、究極魔法が発動し彗星が相手の胸を貫く、というもの。
神器が揃うタイミング的に、対ラスボス専用兵器といった趣である。
「EXPやKill数的に本領発揮できるのはラスボス前後」というこのリングの性能も、どこか元ネタに通じるところがある。
ちなみにドロップ主である「ゴルルグ」も、このドルアーガの塔が元ネタ。
原作ではラスボスの腹心であり、全60層の塔の40Fのボスとして登場。
デザインも双頭のリザードマンの魔術師という原作設定がそのまま持ち込まれている。
ほかにも「メタセコイヤの葉」や「三指鬼トカゲ」等、ドルアーガの塔が元ネタになっている要素はいくつか存在する。
実はパッシブとSAダメージの付加以外、ブラウザ版から基本性能が一切変わっていない装備でもある。
本筋とは全く関係ないが、筆者にとってはブラウザ版での思い出深い装備で、モバイル版と比べ諸々の難易度が高かった当時、ダガーで登頂を達成する際の打開の決め手となったものである。
なお基本性能は同じだが、要求EXP・Kill数は大きく異なる。
ブラウザ版では+1するのにそれぞれ30000/1000、特にEXPの差が凄まじい。
これをカンスト達成するまで詰まっていた、という点から色々と察してほしい。
動作保証はないが、現在もブラウザ版は公開されている。
興味とPCがある方は一度触ってみてはいかがだろうか?