トリ説~TRIGLAVの説明書~

ハック&スラッシュ系アクションRPG「TRIGLAV」 モバイル版の攻略情報を掲載しています。いきなりネタバレ情報が見えないようにも配慮。

TRIGLAVモバイル版:マンティコア

マンティコアマンティコア
Manticore

結界地で作成

生命力吸収:A 4% / S 3% / D 2%
攻撃速度:1
筋力EXPベース(A +40 / S +25 / D +16)
防御力:EXPベース(最大+6)
技量:-9
生命力:EXPベース(最大+40)
移動速度:3
売値:1055

クラフト材料に応じて以下のパッシブのうち1種が付与

  • 400ダメージを受けると生命力が20秒間150%に上昇する
  • A20 / S30 / D50 回攻撃すると筋力が12秒間130%に上昇する
  • 敵を倒すたびにスペシャルアタックを5秒短縮

入手方法

入手には「精霊の火」「マンティコアの心臓」「悪事の根」の3つが必要。
材料さえあれば、同じキャラで何度でも製作可能。

結界地「水上集落」の出口付近の燭台に「精霊の火」を持った状態で近づくと、燭台に火が灯りナイトブリード姿のNPCが出現する。
ここで「マンティコアの心臓」「悪事の根」を渡せば「マンティコア」と交換してくれる。

「マンティコアの心臓」はボス「アクアタルカス」がドロップ。

「悪事の根」「命取りなポイズン」3個と交換入手。
塔内38F、左にいるおじいさんから交換可能。
「命取りなポイズン」は地下世界#5で「ポイズン」3個と交換で貰える。
つまり「悪事の根」1個入手に「ポイズン」9個が必要。
ちなみに同じ場所で「ポイズン」も「神秘の破片」3個と交換入手が可能。

なお「マンティコアの心臓」にはいくつかの種類があり、付与されているパッシブがそのまま完成品に付与される。

評価

筋力はアックス10000/ソード16000/ダガー25000毎に+1。
全クラス40万EXPでカンストする。
防御力は5000EXP、生命力は10000EXP毎に+1。

「アックスマスターで『トリニティ(赤)』以外に付けたいリングがない」との声から生まれた装備。
その経緯が示すとおり、ペナルティこそあるものの攻防共にまんべんなく補正がかかり、特にアックスで装備した際の筋力の伸びっぷりが凄まじい。
攻撃速度と技量にペナルティは付くが、筋力をはじめとした他の性能で充分すぎるほどのお釣りがくる。
他クラスでも似たような傾向にはなるが、ペナルティ部分は共通であるため、割を考えるとやはりアックスに最も適性がある。

 

アックスで採用した場合、実質攻撃力換算で20~40相当と、リング1個で稼げる火力としては突き抜けた強さを誇る。
しかし技量ペナルティ分を考慮すると、防御を貫通できない相手への実質火力は11~31相当まで落ちる。

尤も、ペナ込みでも充分すぎるほど強いところに防御力・生命力・移動速度・吸収という防御性能全部盛りがついてくる。数値も申し分なし、ここで文句を言ったらさすがにバチが当たるレベル。

火力だけなら「ほのめかし」や「トリニティ(黄)」という面々が追い付いてくるが、総合性能で充分すぎるほど差別化は可能。

 

さて、このリングにはいくつか異なるパッシブ候補がある。

生命力上昇パッシブ

生命力上昇パッシブはこのリング自体の生命力補正が高いため、単品でもなかなか強力。
ブーストアップを振っていなくても生命力の確保が容易となり、凄まじい生命力ペナルティを持つ「ブリムストーン」も安定して振り回せたり、といった嬉しい効果も。

ただ20秒という時間がなかなか絶妙で、普通の殴りビルドだとよほど高難度の場所に行かない限り、思いのほか切れ目ができたりする。

また、このパッシブに限ったことではないのだが、特性上、生命力の最大値に対して発生する割合ダメージに弱くなる点は一応注意。斧系の敵の「レイジ」や、一部の魔法攻撃などが該当する。
アップデートでこれらの攻撃の比率は調整されているが、減った生命力を戻せなければあまり意味が無いという点については変わらない。
対策として吸収そのものを厚めに積んだり、吸収増加パッシブ撃破回復パッシブをどこかに入れるなどしておきたいところ。

一応、このリングを外して付け直せば、蓄積値のリセットとパッシブ発動キャンセルができる。
蓄積値リセットは例えば2個同時に装備する際、切れ目対策で発動タイミングを少しずらしたい場合などに有効。
ただ絶対値で発動するタイプのものは、発動時に受けたダメージの超過分が持ち越されない都合、ずらしてもいずれ同時発動に戻ってしまう。
維持したい場合はこまめに付け外しするしかない。

もうひとつの発動キャンセルは、さすがに能動的に活かすのは難しいか…?
もしかしたら未知の活用法がまだ眠っている可能性は無きにしも非ず、テクニックとして頭の片隅に置いておくといい…かもしれない。

筋力上昇パッシブ

これだけ高い筋力補正があるなら、筋力上昇パッシブと組めれば爆発的に火力を伸ばせるのに、相方候補が少なすぎる…

そんな悩みがあったのは旧バージョンの話、なんとこのリングそのものが筋力上昇パッシブを持てるようになってしまった。
トリガーは攻撃回数なので攻撃速度ペナルティとは相性が悪いが、そこさえ何とかできれば自前で暴力的な火力を振り回せる。

積極活用するなら攻撃速度を盛りたいが、チマチマと速度を盛るよりは攻撃速度パッシブ持ち装備と組ませたほうが手っ取り早い。
例えば「黒漆塗赤糸威諸籠手」「ウタルの貌」は上昇率が高く、パッシブが被ダメージで発動する。リング自体に高い生命力補正が付いている点も安定発動に繋がり好相性。

アックスなら「スローターボード」、ダガーなら「殺戮にいたる病」か「バード-オブ-プレイ」二刀でさらなる高速化を狙うこともできる。
これらの発動条件は攻撃回数であるため、攻撃速度パッシブを揃えるほどに継続が容易になるのもポイント。
なおソードの固有装備枠には現状攻撃速度パッシブ持ちがないが、素で攻撃速度補正が高い剣がいくつかあるので、それらを使えば似たようなことはできる。

ただパッシブ枠数をここで食ってしまうと、その分防御や軽減といったものが削られていくのは言わずもがな。
どこかで妥協してバランスを取るか、それとも突き抜けた攻撃特化に寄せるのか、ここは完全にプレイヤーの好みによるところ。

SA短縮パッシブ

SAの発動頻度を上げ、このリングそのものの火力をフルに活かせる。
…と、そこまでは良いのだが、ほかと比べると単体起用がしづらく、積極活用のためにはこのパッシブで固めた専用ビルドを組む必要がある。

現状だと扱いづらさは否めないが、SA短縮の秒数や、攻撃で短縮されるタイプの装備追加など、今後のアップデート次第では多少使い勝手が改善される…かもしれない。

 

小ネタ

なぜ「アクアタルカス」から「マンティコア」ができるのか?
その謎を解くには元ネタである「タルカス」、もとい「Tarkus」まで遡る必要がある。

本ゲームで「タルカス」といえば43Fを縦横無尽に走り回るボスだが、元ネタは「エマーソン・レイク&パーマー」のアルバム「Tarkus」。
クリーチャーデザインもこのアルバムのジャケットから要素を拝借したものとなっている。

表題の「Tarkus」は全部で7つのパートに分かれており、5つめのタイトルは「Manticore」、そして7つめが「Aquatarkus」。
なんなら3つめは「Iconoclast」と、実はこれでもかと言わんばかりに元ネタへのオマージュが盛り込まれている。

「Tarkus」はYoutube上で公式によって公開されているので、興味がある方は一度聴いてみてはいかがだろうか?
例のジャケットがサムネイルになっているので、見てみたいという方も是非。

 

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