象限儀の盾
Quadrant
生命力吸収:3%
攻撃範囲:9
防御力:EXPベース(最大+13)
技量:-6
生命力:19
移動速度:-1
攻撃が40回成功すると防御力が12秒間120%に上昇する
売値:5871
入手方法
クリア前のドロップ場所は43F、46F以降、夜夢想全域、忘れられた洞窟など。
クリア後は各種強敵フロア、結界地などでも落ちる。
バナナ交換は50Fと結界地で出る可能性がある。
レアアイテム全般に言えることだが、一点狙いはなかなかに大変。
それでも敢えてどこかを推すとすれば、副産物が優秀な49F周回だろう。
評価
防御力は10000EXP毎に+1。
デザインはあまりそれっぽく見えないが、コモン「タワーシールド」のレア枠。
いくらか育成は必要だが、育ち切れば全レア・アーティファクト盾の中でもトップの防御力になる。
ここに吸収や生命力、更に防御力パッシブによる増加分が乗るため、単純な防御性能では他の追随を許さない。
ただ50Fクリア前だと、カンストまで育て上げるのはそれなりの手間を要する。
経験値が足りないのならすぐに乗り換えず、満足のいく防御力になるまでは他の盾でしのぐのも手。
パッシブ発動に必要な攻撃回数は40回とそれなり。
もちろん殴りで地道に稼いでもいいが、SAに複数の敵を巻き込むことで、効率よく攻撃回数を稼ぐことが可能。
殴るたびにSA短縮ができ、攻撃速度にも恵まれた剣「ミストラル」や、条件付きNDパッシブ持ちのグローブ「陽炎」などと組み合わせるのも面白い。
ライバルとなってくるのは「ストームガード」や「内なる焔」のような軽減パッシブ持ちの面々。
効果が常時発動しているため安定性に優れ、さらに防御無視の攻撃にも効果がある。
一方こちらの強みは伸び率の高さ。発動さえしてしまえば軽減パッシブよりも高い効果を得られる。さらに他部位にも防御力パッシブを追加採用することで、より大きな相乗効果を狙えるのもポイントだろう。
ちなみに運用の際は、タワーシールドのペナルティもそのまま引き継がれている点に注意。
移動速度は微々たる差だが、技量マイナスはそこそこ重め。
積み重なるとジリ貧待ったなし、せっかくの高い防御が台無しになってしまう。他部位でうまくバランスを取ろう。
小ネタ
象限儀は別名「四分儀」とも呼ばれる道具。
見慣れない言葉ではあるが、もしかしたら「しぶんぎ座」という星座の名前を目にしたことがある方がいるかもしれない。
ちなみに「象限」も「四分」も「Quadrant」も「円を4等分した扇形」という意味で、象限儀はまさに名前のままの形状をしている。
主な用途は太陽や天体の高度を割り出すことで、さらにこの情報から現在地の緯度、現在の時刻なども割り出せるという非常に高度なツールである。
実際に18世紀の終わりごろまで使用されていたらしい。
用途を知ると、この盾の模様が星々が移り変わる様子に見えてくる…かもしれない。