結界地の#50以降でのみ出現するレア強敵「ウタル」。
最強とも呼べる固有レアを持つが、まず遭遇自体が一苦労、倒すのも一苦労。
そんなウタルに2023/6/12アップデートで召喚イベントが追加された。
その概要と手順、攻略ポイントを紹介する。
「ウタル」召喚イベント概要
このイベントをこなすと、「猿酒」3個をウタル確定出現アイテム「強烈な猿酒」と交換できるようになる。
ただし「強烈な猿酒」は「セーブできないアイテム」なので、扱いに注意が必要。
ご利用は計画的に!
ちなみに猿酒はウタル限定ドロップのハズレ枠。
つまり、このイベントはあくまで再戦チャンスといった位置付けになる。
イベント進行手順
アイテム交換場所は結界地「地下世界」エリアのブーストアップがあった部屋。
大まかな手順は以下のとおり。
- 結界地のブーストアップを取得する
- ブーストアップ部屋で「頭蓋骨の欠片」を石碑に捧げる
- 出現したサルの幻体で「猿酒」3個を「強烈な猿酒」と交換
- 「強烈な猿酒」を所持して結界地#50以降に足を踏み入れると
「強烈な猿酒」が消費され「ウタル」出現!
ちなみにサルの幻体は一度出現させれば以降はずっと出現したままになる。
つまり「頭蓋骨の欠片」は一度捧げるだけでよく、以降の猿酒の交換は何度でも利用可能。
1.結界地のブーストアップを取得する
まず、「結界地」のブーストアップアイテム取得を済ませておく。
結界地の「地下世界」エリア、ブーストアップを拾った部屋がそのままアイテム交換場所になる。
2.「頭蓋骨の欠片」を石碑に捧げる
ブーストアップ取得後、再度ブーストアップのあった部屋に入ると石碑が出現。
ここにレアナマモノ「頭蓋骨の欠片」を捧げよう。
「頭蓋骨の欠片」は結界地内でごく稀に手に入る。かなりレアなので気長にドロップを待とう。
ナマモノアイテムなので、ゲームをロードしなおすと消えてしまう点に注意。
拾ったら最後、ゲームを終了させることなくブーストアップ部屋にたどり着かなければならない。
安全に進行したければ、トロフィーや形代、パペット「ポータル」等、安全地帯へのワープアイテムを使ってフェーズをリセットし、#1から進みなおすといい。
3.サルの幻体で「猿酒」3個を「強烈な猿酒」と交換
頭蓋骨の欠片を捧げると半透明のサルが出現、猿酒3個を要求してくる。
猿酒3個を渡すと「強烈な猿酒」をくれる。
ただし最初に述べたとおり、「強烈な猿酒」は「セーブできないアイテム」。もちろん倉庫にも入らないので、手順4の召喚の手筈を整えたうえで交換しよう。
ちなみにこのサルは一度出現させれば、何度利用してもいなくならないので安心しよう。
次回以降は頭蓋骨の欠片は不要、猿酒3個を直接持ってくればよい。
4.「強烈な猿酒」を持って#50以降へ行けばウタル出現!
手持ちに「強烈な猿酒」がある状態で結界地の#50以降のエリアに足を踏み入れると、自動的に「強烈な猿酒」が消費され、そのエリアにウタルが確定出現する。
ただし「虚空の迷路」エリアだけは元々ウタルが出現しないため、ここを引くと何も起こらず、酒も消費されない。
この場合、次のエリアに進むと酒の消費イベントが発生する。
テクニック:安全な交換・使用タイミング
猿酒交換時はインベントリ3つが埋まってしまう。
高フェーズで直接交換→戦闘としてしまうと、パペットやポーションをあらかじめ持つことが難しく、難易度が跳ね上がる。
このため、猿酒交換自体は低フェーズで行い、強烈な猿酒を入手したらワープアイテムで帰還、改めて「魂の瓶詰」で高フェーズに飛ぶという流れがオススメ。
このイベントを利用できるベテランプレイヤーなら、瓶詰の調達には困らないはずだ。
開始フェーズは#60が候補、次点で#40。一長一短なのでプレイスタイルに合わせて選ぼう。
- #40スタートと比べると難易度は少し上がるが、速攻で戦いたい・道中で事故りたくないなら#60
- #50到達に時間はかかるが、なるべく難易度を上げたくないなら#40
「ウタル」攻略情報
データ引用元:TRIGLAV Indexes
能力値データ
ウタル
ステータスは#50時点での参考値。フェーズ数に応じて強化される。
攻撃力 | 44~84 | 防御力 | 113 | 技量 | 40 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 4592 | 吸収 | 3% | 反射 | 10% |
召喚物「ウタルミニオン」
攻撃力 | 4~5 | 防御力 | 90 | 技量 | 80 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 504 | 吸収 | 1% | 反射 | ー |
ウタルの行動パターン
- 通常攻撃
重い一撃を放つ。
そこそこ技量があるため、防御力だけで受け止めるのは厳しい。
受け止めるのであれば軽減パッシブをフル活用したいところ。 - 連続バナナ投げ
直線軌道で大量のバナナを放つ。ダメージはまだ有情だがとにかく数が多い。
見たらすぐに軸をずらそう。 - 骨の檻
ウタルを象徴する行動。
地面から骨の棘を生やしてプレイヤーを囲み、移動範囲を制限する。
檻は一定時間で消滅する。 - 「ウタルミニオン」召喚
一定時間ごとに「ウタルミニオン」を召喚。
ダメージは4~5と小さく、こいつの攻撃では「受けたダメージを徐々に回復する」「受けるダメージを軽減する」パッシブが発動しない。
本体程ではないにせよ硬く、ダメージ反射もほぼ機能しないと思っていい。
唯一の温情として、「火入道」の召喚物「火ノ精」より攻撃が遅い。また本体よりも防御力が低いため、技量さえ稼いであれば範囲攻撃パッシブで巻き込んで倒せる。
対策ビルドのポイント
まず、本体は防御力113という常軌を逸した硬さを持つため、どんな型で挑むにせよ、これを突破できないと話にならない。
恐らくND型なら火力は足りるが、それ以外の型はきっちり技量を稼がないとかなり厳しい。
一応フェーズに関係なく防御力は113で固定だが、それでも硬いものは硬い。
硬い雑魚筆頭である「ディープパープルスライム」や「喰らい憑き」ですら#50時点では100ちょっとなので、その硬さは説明不要だろう。
逆に言えば、上で挙げた雑魚にすんなりダメージが通っているなら問題ない。
さらに別途召喚物対策も必要になる。
火入道と違い、こちらは骨の檻による移動制限があるため召喚物を無視することができない。特に素の火力が低くなりがちな反射型では割と絶望的な要素。
殴り型で挑む場合、範囲攻撃パッシブに巻き込んで倒してしまうのが楽。
範囲攻撃は単発威力半減だが、本体に攻撃が通るだけの技量が稼げていれば問題ない。
このパッシブは各クラス固有装備にそれぞれ用意されているほか、グローブ「獣爪」でも発動可能。
討伐のポイント
高難度帯での遭遇となるため、とにかく敵のいない安全地帯を確保するのが最優先。
本体の感知範囲に入ると、画面の揺れと共に遠吠えが聞こえる。
予兆を見たらすぐに引き返しつつ距離を取り、感知範囲から脱出。そして慎重に周辺の雑魚を釣り、倒して安全地帯を確保しよう。
また、ウタルミニオンは勝手に広範囲を歩き回るので、遠吠えより先に遭遇することも多い。こちらも姿を見たら心の準備を。
場を整えたら、あとはタイマンに持ち込んで真正面から殴り合うのみ。
不意に飛んでくるバナナ連射にはくれぐれも注意を。
討伐報酬
兜のアーティファクト「ウタルの貌」を落とす可能性がある。
「猿王の冠+」のように、パッシブの候補が複数あるのが最大の特長。
もちろん、基本能力値も最高水準。パッシブによって多少の当たりハズレはあるが、相応に強力なことに変わりはない。
ちなみにハズレ枠は「猿酒」や「星のかたち」など。
猿酒は召喚材料として使えるようになったのでまだ良いが、その辺で手に入る「星のかたち」を引いてしまうと割と悲惨。