ブリムストーン
Brimstone
ドロップ:地獄ノ傷痕
生命力吸収:4%
ダメージ反射:66%
攻撃力:33~166
攻撃範囲:EXPベース(最大+10)
生命力:-100
100%の確率で攻撃時に近くの敵に火をかける
売値:7776
「地獄ノ傷痕」の出現場所
「地獄ノ傷痕(地獄ノ爪痕)」は結界地#20以降でランダム出現。
一応深層へ行くほどランダムボス全般は出やすくなるが、ピンポイントに狙って出会えるものでもないので、無理なく行けるところまで行って戻るのを繰り返そう。
また、結界地のブーストアップ取得を済ませていれば、塔内の地下世界#6のスプリッター戦に「魔笛」を持ち込むことでもまれに出現する。
ポイズンが貯まってきたら、こちらで運試しするのも悪くない。
評価
攻撃範囲は10000EXP毎に+1。
真っ先に目を引くのは確定発動する火炎パッシブ、そして強烈な生命力ペナルティの存在だろう。
高い吸収、反射がついてくる点もなかなか悪くない。
火炎パッシブの仕様をおさらいすると、威力は攻撃力の100%相当、雷パッシブと同じく即時命中、かつ殴っているターゲットにも発動判定がある。
つまりタイマンであれば何もせずとも実質火力2倍、と凄まじく凶悪。
ただ肝心のダメージは、往年のロマン砲「リレイヤー」を彷彿とさせる振れ幅、さらにこの武器自体には筋力や技量といったものが付いていないこともあり、素のままではダメージが非常に大きくブレがち。
敵が2体以上になると火炎ダメージも散ってしまうため、ブレは更に大きくなる。
耐久面の観点からも、高難度コンテンツに持ち込むにはダメージの振れ幅対策がほぼ必須。
対策としてはおもに2つの方法が考えられる。
ひとつは筋力や技量を他部位で盛り、できるだけダメージを底上げすること。
そしてもうひとつは、アックスでありながら攻撃速度重視のビルドを組むというものである。
特に後者は対複数での火炎ブレ対策としても強力。
素で攻撃速度に補正がついた装備でもいいが、それよりも攻撃速度パッシブでドカンと盛ってしまうほうが効率が良い。
もともと攻撃速度が遅いアックスでは、乗算で作用する攻撃速度パッシブでの上がり幅も大きくなる。
実用ラインのものは被ダメージがトリガーとなっているケースが多いので、発動までは少しヒヤヒヤするが、いざ発動さえしてしまえば手数と高い吸収で取り戻せる。
150%補正が2つ発動すれば、少々攻撃速度にペナルティが付く装備を採用していても速度10付近まで下がる。
もし3つ同時に発動すれば驚異の攻撃速度7、とエンドコンテンツのダガーマスター並の速度になる。
この速さに100%発動の火炎がついてくると、画面が相当にぎやかなことになるのは想像に難くない。
…と、ここまで書いておいて何だが、肝心の速度150%パッシブが付く装備の入手性にかなりの難がある。
「スローターボード」「黒漆塗赤糸威諸籠手」「ウタルの貌」あたりが該当するのだが、スローターボード以外の入手は結界地限定、何ならウタルは#50以降限定&パッシブは執筆時点で全9種と、相当に狭き門であることは説明不要だろう。
更に上を目指すなら「黄泉ノ彼方」を添えて安定した吸収を得たり、「ほのめかし」でガンガン周囲を切り刻む、「マンティコア」で筋力と耐久をブチ上げるなど、さらなる高級装備を添えたロマン溢れる運用も。
強い武器と呼ぶためのハードルがかなり高いが、ただただ殴るだけで爽快なエフェクトと共に敵が消し炭になっていくのは、この斧ならではの個性と言える。
この斧を入手できる実力があるなら、いつか必ず実現できるはずだ。