トリ説~TRIGLAVの説明書~

ハック&スラッシュ系アクションRPG「TRIGLAV」 モバイル版の攻略情報を掲載しています。いきなりネタバレ情報が見えないようにも配慮。

TRIGLAVモバイル版:ビルドガイド

よく使われるビルドの基本要素を紹介。
どんな傾向の装備を集めれば戦えるかの参考にしてください。

防御・吸収型(Def-Voh)

防御力と生命力吸収で耐え、正面から殴り合う型。
初心者でもビルドの方向性がイメージしやすく、基本の操作難易度も低い。

真正面から殴り合う都合、良くも悪くも勝負は装備のスペックでほぼ決まる。

欠点として、殴り合うこと自体で消耗を抑える都合、一度追い込まれるとポーションやパペットがない限り立て直すのは難しい。
また特性上立ち回りでカバーできる要素が少ないため、装備スペックに強く依存せざるを得ない。
しかし吸収で耐えるためにはある程度の攻撃性能も必要となるなど、全体的に高水準の能力値を求められる。

各種防御増加パッシブを駆使すれば、ある程度は限界を底上げできる。
これには防御力上昇や「受けたダメージを防御力の○%軽減する」割合軽減、吸収増加などが当てはまる。
格上の高難度エリアでは、パッシブ効果をいかに途切れさせないかが立ち回りのキモとなる。

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反射型(DR)

「ダメージ反射」をメインのダメージソースに据えた型。
元々0kill登頂などのニッチな用途でしか使われていなかったが、パッシブスキルの登場により、エンドコンテンツでも戦える型に昇格。

大きく分けて「純DR型」「VoT-DR型」の2つがある。

どちらの型にも共通する欠点として、反射だけでは倒しづらい・倒せない敵が必ず出てくることが挙げられる。
例えばスライム系のような低火力・高耐久・自動回復持ちは反射だけで突破しづらく、メイジ系のようにそもそも反射無効の敵もいる。
これらに対しては直接攻撃で対処しなければならない。

特に結界地では硬いうえにモリモリ回復する敵がわんさか出てくるため、対策として別途殴るための火力装備がほぼ必須となる。
階層が進むと持ち替え装備が複数必要になってくるため、インベントリを圧迫しがち。

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純DR型

ダメージ反射と生命力の値を極限まで追求した型。
勝てる相手にはとことん強く、ほぼ棒立ちだけでサクサク処理することもできる。

ただし、回復手段がほぼヒーラーのみなので、こちらの生命力が尽きるまでに倒せない相手は苦手。
逃げながらヒーラーでちまちま回復することもできるが、いかんせん回復ペースが遅く、追いついてくる相手や自動回復持ちだと詰んでしまう。
戦闘ごとにいちいち回復の手間がかかるので、進行テンポも非常に悪い。

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VoT-DR型

エンドコンテンツでの反射型で主流となっているのはこちら。
「受けたダメージを徐々に回復する」パッシブを複数個所に採用し、回復の手間という弱点をカバーする。
戦いながら・逃げながら生命力を戻せるのが最大の強みで、ボスはもちろんのこと、雑魚戦でうっかり複数体に囲まれても、逃げ続けて粘ることで安定して競り勝てる。
また、そもそも被弾することが前提であるため、結界地の深層のようにダメージがインフレする場所にも比較的強い。

欠点は進行が極端に遅いことで、殴り込みでも火力が低い、回復に時間を取られるといった要因により、どう足掻いても他ビルドほどの殲滅速度は出ない。
また、徐々に回復パッシブは5ダメージ未満では発動しないため、微小ダメージを絶え間なく与えてくる敵に対して非常に脆い。

また、パッシブありきのビルドなので、必要な装備はおのずと絞られてくる。
快適な運用のためには徐々に回復パッシブが最低でも4部位、回復量は合計110%以上を推奨。安定を追求するならそれ以上となる。
このため、クラスによっては実用ラインでの構築に希少な装備を求められることも。

お試しで組んでみたければ、最低限の装備の入手難易度が低いダガーマスターがおすすめ。
「無双釵」2つ、「ボーンヘルム」もしくは「影武者ヘルム(UHA-UHAかGMA-UHA)」、「ライフブラッド」1~2つ、と塔内で揃う装備だけで最低限の構築が可能。
残りの部位には技量・反射が付いた装備を採用しよう。

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ノーディレイ型(ND)

スペシャルアタック(SA)の秒数を0まで下げ、SAの連発だけで戦う型。
2通りの構築方法がある。

最大火力を連発できるため、DPS面では他の追随を許さない。
SAが範囲攻撃のソード・ダガーなら対集団性能もついてくる。

一方、防御面は防御力・生命力共にえらいことになりやすく、下手に攻撃を食らうとあっさり死ぬ。
特にワープで瞬時に接近、高火力で刻んでくるアサシンベイン天敵とも呼べる存在。

そのため繊細な操作が必要となるのだが、肝心の操作難易度も非常に高い。
ダガーとアックスは敵から距離を取りつつSAスタンバイ+ターゲット指定という操作が必要なため、操作量が非常に多くなる。
SAボタンを押すだけで発動するソードはまだマシな方だが、代わりに射程が短いため別の難しさがある。
一応、PC上でエミュレータを使いマウス操作をすればいくらかマシにはなるが、それでも忙しいことに変わりはない。

また一撃の威力が突き抜けている都合、ニードラーを巻き込むとほぼ確実に死ぬ。
出現エリアでは細心の注意を払いたい。

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通常ND型

純粋にSAに補正がかかる装備だけで固めた型。
装備だけでNDに持っていくのはあまりに制約が多く、火力や運用面にも響いてくるため、ナマモノのガマガエル(SA-3)込みで構築するケースがほとんど。

カエル込みでも使える装備はかなり限られるが、それでもあるのと無いのとでは自由度に雲泥の差がある。

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トリND型

ラスボスのアーティファクト指輪「トリニティ」2個を採用する型。
いずれの色にも「スペシャルアタック-15秒」というオプションが付いているので、これを軸にNDへと持っていく。
しかし経験値を稼ぐとペナルティで秒数が増えてしまうので、時々わざとデスペナルティを受けることで経験値を一定値以下に保ちながら運用する。

経験値が増えてNDが維持できなくなったら、敢えてパペットを持ったまま何度か死に、デスペナルティで経験値を減らす。
また、トリニティ以外にもある程度SA補正が付く装備を採用しておくことで、稼いでもよい経験値の量に余裕ができる。

SAの縛りが緩くなるため、通常ND型とはまた違った装備の採用を検討できる。
しかしトリND型に適性がある装備は何かしらのペナルティを抱えているため、如何に組み合わせでペナルティを許容するかが構築のカギとなる。

運用上、定期的に死ぬことが必須となるため、やられることを気にせず進行できるのが最大の強み。
一方でデスペナでゴールドも減ってしまう都合、ゴールド稼ぎはやや苦手。

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その他のNDの型

NDR型

アサシンのように瞬時にワープ・ジャンプしてくる敵、反射の通る遠距離型の敵への対抗手段として、ダメージ反射を意図的に組み込んだ型。
不意に接敵された際の保険としてはかなり強力。

ただしDRを積むと、その分SAの火力が落ちてしまいがちなのがネック。
安定性と攻撃性能のどちらを優先すべきかは、場所・装備・そしてプレイヤースキルに大きく左右されるので万能の回答がない。
実戦を重ねながら調整していこう。

トリND型ならトリニティ(黄)を使うことで、手軽に高いDRを実現しやすくなる。

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Def-ND型

使用感としては「通常攻撃がSAに置き換わった防御型」といった趣。

トリND型や、SAの秒数に余裕ができやすいアックスマスターであれば、防御力とNDの両立ができなくもない。
構築次第では防御力60越えに軽減パッシブを上積みすることすら可能になる。

構築例(外部サイト「TRIGLAV Indexes」のシミュ結果)はこちら

一見いいとこ取りの型に見えるが、火力はどうしても純NDに劣り、最大耐久も防御型には届かない、と器用貧乏なところも目立つ。

SAボタンを常に連打する都合、腱鞘炎にはくれぐれも注意。

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その他の型

汎用性は低いが特定の場面で使えるものなど。

攻撃特化型(glass cannon)

防御力を度外視し、ひたすら攻撃力、攻撃速度、筋力、技量、生命力吸収を伸ばす型。
海外フォーラムではglass cannonと呼ばれていたりする。

技量が非常に高いなど、防御を積んでも意味がない一部の強敵に対して非常に有効。
具体的には朱蛾、スカラベクイーンなどが該当する。

結界地クラスの装備が揃ってくると、最低限の防御力を確保することも可能。
さらにパペットを使い、瞬間的に耐久を上積みすることでボスなどの強敵も安定突破できる。

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投げ物特化(bullet hell)

武器飛ばしや召喚、炎や雷といった投げ物パッシブで固めたビルド。
海外フォーラムではbullet hellと呼ばれていたりする。

範囲火力に加え、敵が2体以上いる場面では、たとえラスボスだろうと瞬殺できる瞬間火力を同時に持てるのが最大の魅力。
雷や炎、ミミック召喚などは単体相手でも当たるため、特に利用価値が高い。

ND型とは異なり、そこそこの防御力も確保できるため安定性もそれなり。
耐えられる場所であればサクサク進むことができる。

ただし使える装備はかなり限られるうえ、レアリティが高いものも多い。
理論上はすべての部位を投げ物パッシブで固めることもできるが、ビルド上で何かしらの欠点を抱えやすい。
2部位程度でも充分すぎるほどの火力になるので、バランス重視でほどほどで妥協しても問題ない。

また、投げ物で倒した敵は敵を倒すと発動するパッシブのトリガーにならないので、このパッシブが付いた装備とはあまり相性がよくないことも覚えておきたい。

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