結界地には#4毎のボス以外にも、さまざまなランダムボスが登場する。
ここでは各ボスの能力や行動パターン、落とすアイテム等を紹介する。
- ゴルダム
- リーパー「ザクレロ」
- イメルゥ
- ハーレクイン
- 地獄ノ爪痕
- 飛翔肥肉
- ビッガム
- シエン(結界地)
- タイラント(結界地)
- オル-グル(結界地)
- オル-ガラット
- 怪豪
- セイレイ
- 火入道
- #50以降限定ボス「ウタル」
ゴルダム
29Fボス「ゴルルグ」の強化版。
固有のアーティファクト盾「ホライズン」を落とす可能性がある。
ゴルルグの基本である「魔法弾を撃ちながらテレポート」を6回繰り返したあと小休止、というパターン自体は同じ。
ゴルルグからの変更点は「魔法弾が2連、かつ緩いホーミング付き」「被弾時に一定時間残留する雷が発生」の2つ。
例によって魔術師系の敵なので技量999、軽減パッシブでしかダメージを軽減できない。
弾1発のダメージがそこまで大きくないのが救いだが、意図的に生命力を下げたビルドではかなりの脅威になる。
リーパー「ザクレロ」
旧バージョンでは「ハーベスター」という名前で登場していたものが、3体セットでリニューアル。
雑魚敵「リーパー」のアーティファクトに加え、固有のダガー「地獄の沙汰も銭次第」を落とす可能性がある。
3体セットであるためか、個々の能力値自体はそこまで高くはない様子。
ちなみに「ZAK」「REL」「LOH」とそれぞれ名前が付いているが、それぞれ能力値バランスが異なる。基本の攻撃パターンはいずれも同じ。
攻撃パターン自体は通常攻撃と定期的な4連ナイフ投げのみ。
ナイフのほうは6%の割合ダメージ+8の固定ダメージの複合となっている。
単発ならそこまでの痛手にはなりにくいが、3体すべてのナイフを同時に貰わないように。
また、ある程度ダメージを受けると一度だけ逃走し、ヒーラーで回復を行うのだが…
このヒーラー、実は仲間のリーパーにも効果がある。
上の画像で「ZAK」にヒーラーが付いているのはそのせいである。
ヒーラー自体の効果はそこまで強くないため、押し切れそうなら気にせず火力で押し切ってしまうのが正解。
反射型など殴り火力に制限がかかるケースでは、3体まとめて相手をしてヒーラーを使わせないのが対策になるだろう。
イメルゥ
見た目はオーラを纏ったハントレス。
感知時に専用ボイスがあるため、サウンドONなら判別は簡単。
ダガー姿の敵ではあるが、落とすのは固有のマント「ファーシアー」。アックス用の装備である。
ハントレス同様に落雷攻撃を仕掛けてくるが、その頻度が跳ね上がっているのがクセモノ。
元々の移動速度も高めなため、出会ったら悠長に回復する暇はもらえないと思っていい。
防御型では出現ボイスが聞こえたら極力タイマンに持ち込む、保険のポーションやシマルグルパペットを持ち歩くなど、基本に忠実に立ち回るのが最大の対策。
なおND型では遠距離攻撃があるため厄介…かと思いきや、即時着弾ではないうえ、発動時に頻繁に足を止めてくれるため却って狙いやすかったりする。
ハーレクイン
見た目は36Fボス「ジェスター」の豪華版。
固有のグローブ「道化師の逸興」を落とす可能性がある。
複数の青い火球「アイスクリーム(Eyescream)」をぐるんぐるん振り回しながら登場、さらに接敵時に魔法の卵を設置してくるなど、とにかくド派手なので初見では面食らうだろう。
本体の攻撃は時折飛ばす光球のみ。
また、展開中のバリアとアイスクリームは接触すると微小ダメージが絶え間なく入る。
この接触ダメージにさえ耐えられれば、そこまで怖い相手ではないのだが…
周囲のアイスクリームは討伐すると爆発、固定ダメージを受けてしまう。
割合ではなく定数ダメージなので、生命力が低いほど不利になる。
アイスクリームを倒す必要はないので無視してしまうのが一番だが、ソード・ダガーのND型や、範囲攻撃パッシブ持ちだとどうしても巻き込まざるを得なくなる。
この破裂ダメージを受けることも想定して立ち回るのがポイントだろう。
ちなみに魔法の卵は破壊するとランダムな強敵が出現。
卵は時間経過で勝手に生命力が減るのだが、ハーレクインによる回復を受けているため、ハーレクインを倒すまで壊せないと思った方がいい。
一応、回復を飛ばせるだけの火力があれば生存中でも破壊可能だが、先に壊すメリットはほぼない。
ハーレクイン討伐後は回復がなくなり、時間経過で勝手に割れてしまう。
出てきた強敵はスルーして次エリアへ向かうことも可能。とりあえず叩いて様子見するのも手。
地獄ノ爪痕
地獄ノ伝道師の強化版。
地獄ノ伝道師のアイテムに加え、固有の斧「ブリムストーン」を落とす可能性がある。
雑魚版同様、騎乗状態→騎手との2連戦になる。
そして降りた方が厄介な行動が増える点も雑魚版と同じなので、手を付けるタイミングには気を付けたい。
雑魚版にあった自動回復はついていない点が唯一の有情。
また、爪痕・傷痕どちらも炎を纏っているからか、至近距離では微量の接触ダメージを受け続ける点にも注意。
騎乗状態での攻撃は雑魚版同様、遅めの通常攻撃と割合ダメージの火球の2種。
移動速度がやや高いため、一度感知されると振り切るのは難しい。
傷痕も雑魚版同様に通常攻撃・レイジ・ジャンププレスを持っている。
このうちジャンププレスは着地時に小範囲の爆風が発生、もちろん着地そのものにもダメージがあるため、直撃すると悲惨なことになる。
離脱する場合、着地を見届けるまで逃げ続けるようにしたい。
ちなみに爆風は固定ダメージかつ最大8ヒット。エフェクトは長いが、判定自体は着地と同時に発生する。
さらに討伐時も時間差で爆発が発生、8方向に火球が飛ぶので最後まで油断してはいけない。
こちらは予兆エフェクトが付いているので察知は難しくないが、道連れを食らうのできちんと離れよう。
飛翔肥肉
都アリーナのサブイベント「ふとっちょ杯選手権」に出てきたボスその1。
雑魚「浮かれるデブ」の強化版。
落とすアーティファクトは、ふとっちょ杯の強敵系共通の兜「ファットチャンス」。
#1時点での能力値は以下。
データ引用元:TRIGLAV Indexes
攻撃力 | 35~45 | 防御力 | 66 | 技量 | 60 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 1800 | 吸収 | - | 反射 | - |
バナナ投げ&テレポートに加え、割合ダメージの爆発魔法を絶え間なく撃ってくる。
攻撃はすべて移動で回避できるが、その分フェーズ補正による火力増加がそこそこ高いので、きっちり避けることを意識しよう。
ビッガム
都アリーナのサブイベント「ふとっちょ杯選手権」に出てきたボスその2。
ファットマンロードの強化版で、鎧「魔防鈍布」と、ふとっちょ杯の強敵系共通の兜「ファットチャンス」を落とす可能性がある。
#1時点での能力値は以下。
データ引用元:TRIGLAV Indexes
攻撃力 |
15~24 |
防御力 | 65 | 技量 | 45 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 2500 | 吸収 | - | 反射 | 3% |
ジャンププレスで急接近後、素早い動きですり寄ってガリガリ削る、というスタイルはファットマンロードと同じ。
攻撃力と技量にフェーズ補正は乗るが、かなりマイルドなので防御型ならそこまで怖くはない。
ただ生命力と移動速度の伸びが高いので、一度接敵してしまうと長期戦は避けられない。
そしてこれらの特長は、防御を積まない・積めないND型や反射型にとって純粋に危険。
ポーションやパペットを駆使すれば競り勝てなくはない。準備は万端にしておこう。
シエン(結界地)
47F裏で戦えるお爺ちゃんが強化されて登場。
#1時点での能力値は以下。
データ引用元:TRIGLAV Indexes
攻撃力 | 27~35 | 防御力 | 75 | 技量 | 45 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 1800 | 吸収 | 5% | 反射 | - |
ジャンプによる急接近、振りの速さはそのままに、定期的な全方位ナイフ投げが追加されている。
回避せず殴り続けていると3発ほど貰うので注意。
鈍足な点も相変わらずではあるのだが、場所が場所だけにあまり派手に動き回ることができないのが痛い。
それでもジャンプとナイフ投げは当たり損。特にナイフは発動ペースを予測して離脱するように心がけたい。
技量は比較的控えめでフェーズ補正で上がることもないため、防御力によるダメージカットが非常によく刺さる。
タイラント(結界地)
36Fボスの強化版。
ドロップにグローブ「黒漆塗赤糸威諸籠手」が追加されている。
#1時点での能力値は以下。
データ引用元:TRIGLAV Indexes
攻撃力 | 40~100 | 防御力 | 58 | 技量 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 3500 | 吸収 | 10% | 反射 | - |
攻撃パターンは通常攻撃と3連爆弾投げのみ。
通常攻撃のほうは攻撃力がアホほど高く見えるが、実際は技量が非常に低いため、防御を盛っていればそこまで怖くはない。
それでも引きが悪いと高ダメージを連発されるので、無理は禁物。
問題は爆弾投げで、こちらは着弾時に全方位に大量の小さな炎を撒き散らすようになっている。
当たると割合ダメージ、当然炎のひとつひとつに判定があるため、直撃を食らうと一気に生命力を削られてピンチになる。
よほど吸収に特化していない限り、爆弾フェーズでは素直に離れて回避するのが無難。
オル-グル(結界地)
27Fの隠しボス「オル-グル」の強化版。
ドロップする固有アイテムも27F版と同じく「オル-グルの首」とブーツ「先導者」の2種。
#1時点での能力値は以下。
データ引用元:TRIGLAV Indexes
攻撃力 | 22~42 | 防御力 | 85 | 技量 | 45 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 2000 | 吸収 | 2% | 反射 | 1% |
行動パターンも27Fと同じ「通常攻撃」「ダッシュブラスト」「レイジ」の3種。
危なくなったら早めに離脱する、レイジのエフェクトが見えたら素早く離れるといった注意点も同じ。
27F版と比べ、火力そのものは上がったが技量は下がり、結果的に防御型ならさほど変わらない感覚で戦える。
防御を積まない・積めないND型や反射型では純粋に被ダメージが上がるため、やや注意が必要。
相変わらず防御力は高いが、防御力のフェーズ補正は無いのでダメージが通らなくなる心配はない。
その他の能力値も、ランダムボスの中では比較的マイルドと言える。
ただ生命力の伸びが顕著なため、戦闘が長引きやすい点にも注意。
オル-ガラット
見た目は大きなオーガメイジ。
落とすアーティファクトは指輪「実存ノ単眼」、グローブ「フロストバイト」、斧「死をもたらす者」の3種。
#1時点での能力値は以下。
データ引用元:TRIGLAV Indexes
攻撃力 | 12~15 | 防御力 | 65 | 技量 | 999 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 2200 | 吸収 | - | 反射 | 5% |
攻撃方法はオーガメイジと同様のアイスシャードと、ボス「アクアタルカス」も使ってくる間欠泉の2種。いずれも反射無効。
さらに有効射程はおおよそマップの半分とかなり広く、オル-ガラットを倒さない限り大きく移動範囲が制限されてしまう。
なおオル-ガラットは出現した位置から動くことはない。
アイスシャードは発射ペースが速く、常時どこかにアイスシャードが出ている状態になるため、接近して殴る場合は常に被弾するのが前提になる。
さらに間欠泉は持続が非常に長いため、オル-ガラットに重ねて出されると非常に殴りづらくなってしまう。
殴り倒す際はまず周囲を完全に掃除しておくことと、間欠泉を誘導してから殴り始めることを意識しよう。
危なくなったら攻撃範囲外まで逃げれば良いが、その範囲が恐ろしく広いので、撤退は余裕をもって行うこと。
怪豪
塔内50Fクリア後にちょくちょく出てくる「怪斉」の強化版。
固有のアーティファクトは鎧「太羅磨」。また怪斉同様「ハイペロン」も落とす。
#1時点での能力値は以下。
データ引用元:TRIGLAV Indexes
攻撃力 | 35~60 | 防御力 | 66 | 技量 | 25 |
---|---|---|---|---|---|
生命力 | 1800 | 吸収 | 50% | 反射 | 2% |
通常攻撃は怪斉同様に中射程、さらにナイフ投げで離脱を強制してくるため、一方的に殴られる時間が多くなりやすい。
吸収が非常に高いのもクセモノで、被ダメージを抑えない限りはモリモリ回復されてしまう。
とはいえ与ダメージ関連のフェーズ補正は低いため、防御型であれば耐えること自体はそこまで難しくない。
反射型でもきちんと技量を稼いであれば、吸収があるぶん時間はかかるが問題なく倒せるだろう。
ただ防御力のフェーズ補正が高く、特に高フェーズではダメージが通らず倒せない問題が出てきてしまう。場合によってはスルー推奨。
セイレイ
イベントカードで出現するものと同様で、固有ドロップも同じ。
ただ取り巻きのスプライトこそいないものの、セイレイ自身にフェーズ補正が乗ってくるため、イベントカードとは別物と考えた方がいいだろう。
基本の行動パターンについてはイベントカードのページを参照。
火入道
見た目は赤色のセイレイだが、強さやギミックは別次元。
アーティファクトは各クラス毎の装備を1種ずつ、計3種落とす可能性がある。
詳細な攻撃パターンや攻略方法は別ページにて解説。
#50以降限定ボス「ウタル」
深層でのランダム出現でのみ会えるボス。
固有アーティファクトは強烈の一言だが、まず会うのに一苦労、倒すのも一苦労。
決して一筋縄ではいかない相手だ。
ウタルの攻略については別ページにて詳しく解説。